仙台のお腹や腰の脂肪吸引
脂肪吸引希望で最も多いのがお腹です。ちょっと不摂生をしただけなのにお腹が出てきて悩んでいる方が多くいらっしゃいます。特に下腹は皮下脂肪の蓄積しやすい部位であり、膨らんで前方に突出してきます。ウエストサイズが大きくなるとホックが留まらなくなりますので、スカートが穿けない、ジーンズが穿けないということで危機感を感じる方が多いようです。お腹の脂肪貯留は、一部分だけ脂肪が付く方もおられれば、全体的に脂肪が付く方もおられます。病的に脂肪が付いているために、横になった時に息が苦しいという方もおられます。その方のどこに脂肪が付いているかということを良く知った上で脂肪吸引計画を立てる必要があります。仙台中央クリニックでは、お腹周りに脂肪が付いて悩んでいる方のために、お腹周りの脂肪吸引を行っています。
腹部の脂肪吸引
お腹の脂肪吸引は、傷が目立ちにくいという理由から、臍周囲に小切開を加えて行います。下腹部や上腹部に補助切開を加えることもあります。局所麻酔を混じた生理食塩水を皮下脂肪層に注入して脂肪をふやかします。その後脂肪を砕いて乳化した後に、陰圧をかけて脂肪を吸引します。
大量に脂肪が付いている場合には、皮膚が垂れやすくなりますので、できるだけ皮下浅層を吸引して皮膚が垂れない工夫をしています。これをsuperficial liposuctionと言います。あえて皮下の浅い層を傷つけることにより皮膚が収縮する性質を利用して、垂れた皮膚を上に持ち上げます。
腰の脂肪吸引
腰の脂肪吸引は、うつ伏せの状態になり、後ろから行います。術中痛みがあると、吸引量が少なくなってしまうことがあります。そのため根こそぎ脂肪吸引を行う方は、全身麻酔を希望されることが多いようです。腰の上に乗った脂肪を取ることにより、ウエストが引き締り、メリハリボディーになります。
お腹周りの脂肪吸引
術前
術後35日目
37歳、女性。腹部腰部脂肪吸引
症例経過：不摂生な生活により体重が激増し、お腹周りに脂肪が付いて息苦しくなってきた症例です。他のクリニックを受診したところ、脂肪が多すぎて脂肪吸引してもらえず、何とかしてほしいと御相談いただきました。腹部に脂肪が多量に付いていて、前掛け状に脂肪が垂れてきていました。できるだけ脂肪を取り、前掛けは無くなり、以前の洋服も着られるようになりました。
症例解説：脂肪があまりに多量に付いていると脂肪吸引を断られることもあります。脂肪が多いために脂肪吸引したいという心理とは逆行していますが、医師の技術は人それぞれですので、致し方ありません。大量脂肪吸引に対応した美容外科医を探す必要があります。稀ではありますが、腹部脂肪吸引には、腹腔内穿刺を起こすリスクやデメリットが報告されています。帝王切開や虫垂炎などの傷がある場合には、特に注意してください。術前に執刀医から十分説明を受けてください。